肩こり腰痛の治療方法>筋肉が原因の腰痛を見極める方法

肉体が原因の腰痛は６つに分けられると、
前回書きました。

�@筋肉が原因の腰痛
�A関節（背骨や骨格の歪み）が原因の腰痛
�B神経が原因の腰痛
�C氣の流れが悪くなることで出る腰痛
�D内臓疾患が原因の腰痛
�E腫瘍などのがんが原因の腰痛
今回はそれぞれの原因のメカニズムを説明して行きます。

�@筋肉が原因の腰痛
筋肉はもともと、骨についていて、
各関節を動かすのが目的です。

ここでの筋肉は内臓の筋組織などははぶいています。
腰痛に関係する筋肉のみを説明していきます。
筋肉が原因の腰痛には３つに分けられます
�@関節の動きが原因で硬くなる
�A酸素不足や疲労物質がたまって硬くなる
�B熱がたまって硬くなる
関節の動きが原因で硬くなる場合の説明ですが、
ここで言われる関節は主に背骨や骨盤の関節のことを言います。
背骨は一個一個がブロックのように積みあがって出来ています。
そのブロック一つひとつに関節があります。
つまり、背骨が傾いたり歪んだりすると、
関節の動きが悪くなるのです。

そうすると、その関節を動かしている筋肉に負担がかかり、
硬くなってしまうのです。

骨盤も同じで、骨盤にも仙骨と腸骨と言う骨からなる、
仙腸関節と言う関節があります。
この関節がズレたり、歪んだりすることで、
関節の動きが悪くなってしまいます。
この辺は関節が原因のところで詳しく書きますが、
この関節の動きが悪くなることで筋肉が硬くなってしまいます。
酸素不足や疲労物質が原因で硬くなるの説明は、
酸素不足とは呼吸が浅くなり、筋肉の組織まで酸素が
行きわたりにくくなることです。

疲労物質とは運動後の乳酸などが筋組織にたまる現象です。
熱がたまって硬くなることの説明は、運動や筋肉を使った後は、
筋肉に熱がたまります。
この熱がたまっている間は、筋肉が張り硬くなります。
ですから、筋肉が原因と言ってもこれだけ、原因があるのです。